[新機能]Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerへ接続時に定義したdescriptionが閲覧できるようになりました

[新機能]Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerへ接続時に定義したdescriptionが閲覧できるようになりました

Clock Icon2024.07.08

さがらです。

dbt Cloudの2024年6月のリリースノートに以下の言及があり、Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerへ接続時にMetricsやDimensionで定義したdescriptionが閲覧できるようになりました。

Enhancement: In Google Sheets, we added information icons and descriptions to metrics and dimensions options in the Query Builder menu. Click on the Info icon button to view a description of the metric or dimension. Available in the following Query Builder menu sections: metric, group by, where, saved selections, and saved queries.

https://docs.getdbt.com/docs/dbt-versions/dbt-cloud-release-notes

非常に簡単ではありますが、こちらのアップデートがどのように見ることができるか試してみたので、本記事でまとめてみます。

事前準備:Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerへ接続

Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerへ接続する方法については、別途下記の記事で詳細をまとめておりますので、こちらも参考にしてみてください。

https://dev.classmethod.jp/articles/dbt-semantic-layer-refer-from-google-sheets/

また、使用しているリポジトリは下記のjaffle-shopリポジトリをクローンしたものとなっています。

https://github.com/dbt-labs/jaffle-shop/tree/main

試してみた

では実際に、Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerに接続した際にどのようにDescriptionを見ることができるかを確認してみます。

Select MetricsからMetricsの一覧を開くと、右側に「i」のマークがあるのでこれを押してみます。

2024-07-08_10h12_29

すると、下図のようにポップアップが表示され、選択したMetricsのDescriptionが表示されました。(併せて、Metricsを定義しているYAMLの画像も載せておきます。)

2024-07-08_10h14_45

2024-07-08_10h16_47

また、Descriptionを定義していないDimensionにも「i」のマークが表示されているので押してみると、下図のように表示されました。models上で各columnにdescriptionを定義していても表示されず、semantic_models上で対象のdimensionにもdescriptionを定義しておく必要があります。

2024-07-08_10h22_40

2024-07-08_10h23_19

2024-07-08_10h25_29

最後に

簡単ではありますが、Googleスプレッドシートからdbt Semantic Layerへ接続時にMetricsやDimensionで定義したdescriptionが閲覧できるようになったので、試してみました。

Descriptionを外部ツールから閲覧できることで「このMetricsはなんだろう?」と思ったときにすぐ表示できますし、こういった機能はもっと拡張していって欲しいですね!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.